国際線特典航空券の利用条件が変わります!
2015年4月12日(申し込み分)より、ANA国際線特典航空券と提携航空会社特典航空券の必要マイル数が変わります。
国際線特典航空券がますますご利用しやすくなります。
と、公表されました!
また、必要マイルチャートも2015年1月9日現在!と明記されています。
何がどのように変わったのでしょうか?
私の個人的な(好きな)ルートで偏った?検証をしてみたいと思います!
使い方を整理しておきます!
基本的な、国際線特典航空券の利用条件を整理したいと思います。
何しろ、マイルがあっても使い方を知らなければ、利用できませんし・・・
また、今回の改定でわかりやすくなった?『ゾーン』制をうまく活用すれば、旅行先での移動も気軽にできます。
最低限、知っておきたい条件だけ、まずは見ておきましょう~
旅程についてはどうでしょうか?
ANA国際線特典航空券/提携航空会社特典航空券の共通条件
・出発地からの必要マイル数が最も高い地点を目的地とする。
・出発地を経由して目的地に行く旅程は組めない。
また、目的地を経由して別の地点に行くことはできない。
・出発地と最終帰着地が異なる場合、同一国内であることが必要。
こういうことですね。日本を出発地にしている方であれば、あり得る例です。
往路到着地と復路出発地が異なる場合、同一エリア内であることが必要。
エリア1 北米、中米、南米、ハワイなど
エリア2 ヨーロッパ、中東、アフリカなど
エリア3 日本、韓国、中国、東南アジア、南アジア、南西太平洋など
同一エリア内であれば、目的地で動きやすいということですね!
搭乗日のシーズンは、往路・復路それぞれの搭乗日により決定
乗り継ぎのある旅程で、複数のシーズンが含まれる場合は、往路・復路それぞれの第一区間のシーズンが適用される。
それぞれ、第一区間のシーズンが適応されますの、出発日の工夫で変わってきますね!
搭乗のクラスが複数ある場合、往路・復路それぞれに必要なマイル数の二分の一を適用
乗り継ぎのある旅程で、複数のクラスが混在する場合は、往路・復路それぞれに上位のクラスを適用。
この場合、往路(バンコク - 日本 - ロサンゼルス)はビジネスクラスの必要マイル数、復路(ロサンゼルス- 日本 - バンコク)もビジネスクラスの必要マイル数が適用になります。
これは気を付けたいところですね。
特に、国際線特典航空券のメリットはビジネスクラス以上で発揮されやすいので、無駄は省きたいところです。ただし、国内線乗継は、後にも書きますがエコノミーとなってしまいます。
必要マイルはどう変わるのか?
核心に迫ってきました!
次は、必要マイルがどのように変わるのか?検証してみましょう!
ホノルル、ニューヨークを例に現在と4/12以降で比較してみたいと思います。
まず、こちらが現在の仕組みです。
マイル区間ごとで必要マイル数が変わってきます。
例えば、
ホノルルは、7,001~9,000マイル区間ですので、、R(レギュラーシーズン)の国際線特典航空券へ交換に必要なマイル数は、40,000マイルとなります。
ニューヨークは、11,001~14,000マイル区間ですので、R(レギュラーシーズン)の国際線特典航空券へ交換に必要なマイル数は、55,000マイルとなります。
さらに、座席の条件を加えると・・・
ホノルルのRでは、以下の通りです。
エコノミー=40,000マイル
ビジネス=65,000マイル
ファースト=90,000マイル
ニューヨークのRでは、以下の通りです。
エコノミー=55,000マイル
ビジネス=85,000マイル
ファースト=120,000マイル
さて、4/12以降を見てみましょう!
ホノルルは変化なし。ニューヨークはエコノミーが5,000マイル減って、ファーストが30,000マイル増えた!ということですね。
近距離はほとんど変わらないのですが、長距離線のファーストが大変高価になった!
と、言えるでしょう。今までマイルを使った特典航空券の中では、マイルと正規料金との比較で、最も得をするといわれてきたファーストクラスのお得感を是正した感じでしょうか。
提携航空会社特典航空券も同様にゾーン制で値下げされました!
ANA国際線特典航空券と提携航空会社特典航空券の必要マイルの変更部分をまとめると、
・ゾーン制で計算しやすくなった。
・提携航空会社が利用しやすくなった。
・エコノミー・ビジネスは今までと同様か安く利用できるようになった。
・ファーストクラスは大変高価なシートとなった。
と、いう感じです。
国内乗継が無料に!
最後のポイントは、国内線の乗り継ぎの追加マイルが必要なくなるということです。
地方にお住いの方には朗報ではないでしょうか?
4/12以降は、ANAや提携航空会社をうまく活用して、色々なパターンの旅行行程が楽しめそうな感じもしています。シートはビジネスの利用がお得のようですし、地方の方はどの空港から目的地に向かうか選択しも増えるでしょう。さらに、ゾーン内で移動するプランもますます増加するのではないでしょうか?
いつもファーストクラスを利用されてきた方々にとっては、かなりの改悪というイメージかも知れませんが、庶民的には特に問題なく良い方向で考えています!
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