気まぐれANA旅!ジャパニーズウイスキーの聖地へ!
気まぐれANA旅・・・
今回は、ついにジャパニーズウイスキーの聖地・・・
山崎蒸留所見学のレポートです!
山崎蒸留所といえば、2003年、世界的権威のあるコンペティションであるISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)で、「山崎12年」が日本のウイスキーとして初の金賞を受賞して以来、国際的なコンペティションで数々の賞を受賞し続けているジャパニーズウイスキーというジャンルを確立してきた代表的な蒸留所です。
いまでこそ、マッサンの影響を抜いてもウイスキーのすばらしさが多くの愛飲家に認められていますが、1923年に創業し、1929年に最初に世に出た丸瓶に白いラベル「白札」と呼ばれるウイスキーは当時の日本人の味覚にはなじまなかった時代もありました。
もしかすると、今飲んだら、ピートのきいた個性的な味なのかも知れませんが・・・
日本で初めてウイスキーづくりを始めた場所・・・
今のジャパニーズウイスキーの歴史をつくってきた場所・・・
日本でウイスキーづくりをするには大変魅力的な環境である場所・・・
そして、世界に認められるウイスキーがつくられ続けている場所・・・
ウイスキーというお酒は香りや味わいだけを楽しむお酒ではありません。
スコッチが生まれた歴史からはじまり、数多くのジャンルのウイスキーが生まれていく歴史が面白いのです(笑)
さて、お堅い話やマニアックな話は抜きにして、、、
蒸留所見学のゆる~いレポートをしたいと思います!
レポート写真は、左上→右上→二段目も右へという流れでイメージしてください。
JR山崎駅より、同じ方向に進む多くお客さんにまぎれて進むこと10分くらい。
電車からも見える立派な建物が近づいてきます。
線路手前で興奮気味に写真をパシャパシャしていると、通過電車が行く手を阻みます。。。
早く行きたい興奮が遮断機によって、一層掻き立てられます(笑)
遮断機を無事通過すると、大きなポットスチルが出迎えてくれます。
そしてそのわきには小さな小川が流れています。
これこそ、蒸留所裏手にそびえる天王山からの良水です。
さっそく、見学受付を目指します!
見学受付に至る道順には、所狭しと展示物があります。
白札も展示されているわけです。
そしてパッとひらけた空間にたどりつくと、、、
壁一面のボトルが、、、圧巻です!興奮します!
そして、その空間の中央には、ポットスチルがあり、その中に入れます。
こんなお部屋に住みたいです・・・
壁一面の原酒ボトルの先には、マッシュタンがあり、中にはまたボトルたちが・・・
中央のポットスチルの見上げるとその先、2階フロアに見学受付と売店があります。
売店は、見学後の楽しみとして、あえて見ないようにして、、、
受付カウンターに向かいます。
さすがに、団体さんが多いのですが、このようなツアーには必ずいらっしゃるのです!
私のような一人旅の本物が(好きものが)!
そして、いつもそのような出会いは、目があってすぐに仲良くなります(笑)
「お一人ですか?」
「はい!好きなもので・・・」
「ははは・・・同じく・・・」
って。
で、面白いことに、一人旅組の好きものは、ツアー中もメンバー後方についていく感じで集まるのです。本当、いつもそう・・・
脱線しましたが、
受付の窓の外に像が2体見えます!?
そう!ご存じ
左が、初代マスターブレンダーの鳥井信治郎さん、そして右が、次男で二代目マスターブレンダーの佐治敬三さんですね!佐治さんは1973年に白州蒸留所を開設された方でもあります。
さて、見学ツアーの出発時間です。
いつもの事であるが、解説のお姉さんは大人気なので、わたくしはツアー最後尾の優しげなおじさんとご一緒します。
ただ、この人も詳しいので、個人的な質問はすべておじさんに(笑)
さて、最初に入る棟にはマッシュタンがあります。
それもエレベーターに2階にあがって見学です。
むわ~っとした高温多湿の空間で、木製マッシュタンを発見!
おおお~この中には、ここ独自の乳酸菌などが、伝統の味を引き出してくれているんだな~などと一人勝手にしみじみと思いにふけるわけです。
それにしても、暑い・・・
そして、蒸留棟へ移動です。
すぐには中に入りません。外でお姉さんの解説が始まります。それはそのはず、、、
中に入ると、まあサウナです。。。
おおお~ストレートネック、、、バルジ、、、
ピンクゴールドから深いゴールドまで様々な魅惑的な輝きを放つポットスチルたちが出迎えてくれます!すごい迫力です(笑)
その中央には、生まれたて透明のスピリットが流れ出ているではありませんか!
感激します。このスピリッツがほんのりと色づき世に出てくるまでこれから数年眠ることを考えると何とも言えない気持ちになります。
さて、サウナで一汗かいた後は・・・
ひんや~り!
貯蔵庫です!
涼しくて気持ちいいいい~
そして、何とも言えない樽香が・・・エンジェルシェア成分もこの空間に!?
整然と並ぶ樽の圧倒的な存在感!
そして、貯蔵庫中心部には、第一号の樽が!(真ん中の写真)
中身は変わっているそうですが、樽自体の保存のため中身を入れ替え置いてあるそうです。
貯蔵庫を抜けると天王山からの良水が・・・
千利休も愛した水なのです。
見学ツアーも終わり、最後のお楽しみに向かいます!
ちなみに、左下の写真のガラス越しに見えるポットスチルは、最も新しく導入された4つのポットスチルのうちの一つです。残念ながら、今回のツアーではここはルート外です。
ふふふふふ
最後のお楽しみは、The 試飲会!です。
この試飲会の楽しみ方は・・・
お姉さんのプレゼンテーションによる、それぞれのウイスキーのおいしい飲ませ方を聞くことなのです。サントリーはサントリーの、ニッカはニッカのおススメする飲ませ方を聞く!
これが、試飲会の醍醐味だと思っています。
こだわりのロック、こだわりのハイボールの作り方・・・
美味しいものを、よりおいしく飲むには!?楽しいですね~
さて、イベントも終了して、ここからはわたしの世界です(笑)
カウンターにて、ここでしか飲めないものを頂きます!
ミズナラ原酒などですね。
ここでしか楽しめない原酒を頂く!それも壁一面にボトルが並んだ空間にて・・・
思い出になります!
最近、飲んだくれレポートが多くなっている気が・・・
次回は、白州蒸留所よりレポートをおとどけ、、、
いやいや、普通の旅行日記&グルメレポートをしていきたいと思います!
お付き合いいただき、ありがとうございました。