都内から特急一本!甲府観光と白州蒸留所の極上ウイスキーの旅!

気まぐれANA旅!番外編!新宿から特急「あずさ」で甲府へ!



気まぐれANA旅!

番外編!新宿から特急「あずさ」で甲府へ



今回は番外編として、特急シリーズ第三弾です。

都内から「特急わかしお」で勝浦へ行き、「特急踊り子」で下田へ行き、今回は「特急あずさ」で甲府へ行きます!



コロナ禍前からずっと行きたかった場所、ついに念願かなって行けました!



さて、甲府駅に着いたら、まずは地元のグルメをいただきます!

甲府の地元グルメと言えば「ほうとう」でしょうか?

昼からお鍋はきついので、「甲府鳥もつ煮」を食べたいと思います。



「甲府鳥もつ煮」と言えば、「奥藤本店」甲府駅前店さんにお邪魔したいと思います。

甲府鳥もつ煮:『甲府鳥もつ煮』が食べられるお店、甲府鳥もつ煮の画像鶏の砂肝、ハツ、レバー、きんかん(産まれる前の卵)などを甘辛く濃厚な醤油ダレで照り煮した甲府独自の料理で、最近では“B級ご当地グルメ”としても注目を集めています。昭和25年ごろ、甲府市内のそば店で考案されたといわれ、現在では、そば店をはじめ、甲府市内各地の飲食店で味わうことができます。そばの付け合わせ、お酒のおつまみ、また、ごはんにのせて「鳥もつ丼」など楽しみ方はいろいろ。一般的に「もつ煮」というと、汁気があって、長時間煮込んだものを想像しますが、「甲府鳥もつ煮」は少量のタレで、短時間のうちに強火で照り煮するのが特徴です。この照りが命!飴状になったタレが鳥もつをコーティングして、旨味をぎゅっと閉じ込めます。砂肝のコリコリ感、ハツの弾力感、レバーのやわらかさ、キンカンのプチプチ感など食感のハーモニーもたまらない魅力。もつ煮といえば大鍋でぐつぐつ煮たものが一般的ですが、「甲府鳥もつ煮」は砂糖と醤油の甘辛いたれを絡めた当地独特の料理です。これを目当てに遠方からお越しくださるお客様も多数いらっしゃいます。調理のこつは強火と素早い鍋振り。鍋の持ち手が焼けてすぐに使い物にならなくなるため、奥藤本店ではペンチでつかんで鍋を振る独特の技法を使っています。「甲府鳥もつ煮」は戦後間もない昭和25年頃、当店で誕生しました。まだ砂糖が貴重だった時代、甘辛いタレをまとった鳥もつ煮はお客様に大好評で、いつのまにか甲府一帯に広がり、そば店の定番料理となりました。「鳥もつ煮丼」もご用意しております。



写真左です。

「奥藤本店」さんのホームページによりますと、「甲府鳥もつ煮」は戦後間もない昭和25年頃、当店で誕生しました。

まだ砂糖が貴重だった時代、甘辛いタレをまとった鳥もつ煮はお客様に大好評で、いつのまにか甲府一帯に広がり、そば店の定番料理となりました。

とのことで、やはり発祥の店のようですね。

写真の通り、新鮮な鳥のレバー、ハツ、砂肝、玉道(別名キンカン。生まれる前の卵)を鍋に入れ、砂糖と醤油だけで味付けする奥藤自慢の品です。

うなぎ蒲焼のタレのような甘辛い味が、ご飯のおかずや酒の肴にぴったりです。

味がしっかりしていて美味しかったです!



次に、写真右へ参ります!

こちらは、ちょうど駅の北側にある「サドヤ ワイナリー」さんです。

1917年創業の「サドヤワイナリー」さんはJR甲府駅から歩いて5分程度です。

当然のことながら、ショップで試飲を楽しむことができます。

しかし、目的は・・・

約700坪に及ぶ醸造場、貯蔵庫の地下ワインセラー、樽貯蔵庫、一升瓶貯蔵庫、貯蔵用タンク内部に設けた展示室など、ブドウ栽培、ワイン造りに関する展示を見て回れる見学ツアーです!

地下セラーの見学は有料要予約ですが、もちろん行きます!

1909年(明治42年)江戸時代より続く「油」佐渡屋を、洋酒 ビールなどの代理店「サドヤ洋酒店」に転業しました。1917年(大正6年)、サドヤ洋酒店を営んでいた6代目今井精三が、ワイン醸造販売を手がけるサドヤを創業しました。精三が長男の友之助と共に農場を開墾するまでの間、勝沼産ブドウから造る「甲鐵天然葡萄酒」を商標とするワインを醸造、販売していました。苗木から本格ワインの製造を目指す醸造用品種を植えている様子、↑1936年(昭和11年)開墾したサドヤ農場にフランスより導入した約40種類の醸造用品種を植えている様子。写真右が創業者今井精三、ワイン造りをはじめた精三は、フランスのワイン文化を吸収しようと長男の友之助にフランス語を修得させます。フランスではワイン専用品種によるワインの醸造が行われていること、地域ごとに気候条件にあったブドウ栽培を行っていること、そのワインが地域の特産となっていること。昭和を迎えた日本の食文化が将来、欧米化していくだろうという見込みをもって、昭和初期に自ら日本でブドウ栽培を行うと決断しました。友之助は、フランスの苗木栽培家に手紙で連絡を取り、ブドウの苗木を日本へ送ってもらうよう手配。試行錯誤の末、甲府まで苗木を運び、



昔から使用している地下施設を丁寧に説明してもらえます。

あまりワインのことは詳しくないので、勉強になりました!

最後に、おススメのワインを試飲させていただき、満足度の高い午後のひと時でした!



さて、夕ご飯は・・・・

いろいろ調べた結果、こちらも駅前の焼き鳥屋さんに行くことにしました。

「寛酔」さんにお邪魔しました!



看板だけですが、どの串も美味しく頂きました。

最後の鳥スープ、美味しかったーーー!



そして、食事の後の定番となっているBAR巡りです。

今回は、「馬酔木」さんです。



古き良き時代を感じるBARでした!

温厚なマスターとおしゃべりしているうちに、えらい長居してしまいました。。。

また、いろいろと珍しいボトルの飲ませていただき、満足な甲府の夜を過ごせました!

ちなみに、「あしび」と読みます。



翌朝は快晴!

待ちに待った「白州蒸留所」へ向かいます。

今回、一瞬のチャンスで見学予約ができたのですが、現在は以下の通り休止中です。



【工場見学及びショップ営業休止について(2023年4月5日更新)】

白州蒸溜所は更なる白州の魅力をお伝えすべく、見学施設やレストラン等の改修工事を実施致します。

工場見学及び場内全施設は、2023年秋頃まで休止を予定しております。

なお、サントリー天然水南アルプス白州工場の工場見学も休止しております。

休止期間は変更になる場合がありますので、改めてこちらのホームページにてお知らせいたします。



ちなみに、過去の蒸留所見学については、以下の旅行日記が掲載されています!


余市蒸留所:気まぐれANA旅!今回はマッサンで人気の余市蒸留所へ

宮城峡蒸留所:気まぐれANA旅!マッサン第二弾 宮城峡蒸留所へ

山崎蒸留所:気まぐれANA旅!ジャパニーズウイスキーの聖地へ!



甲府からはJR中央本線で小淵沢まで約40分です。

ちなみに、あずさ直通ですと新宿から約2時間です。

小淵沢駅周辺で軽くお昼ごはんをいただいてから蒸留所に向かいます。

何しろ、蒸留所のショップは閉まっていますから。。。

駅前の「入船食堂」さんにお邪魔します。



写真の通り、とろろ蕎麦をいただきました。

お蕎麦がしっかりしていて濃厚なとろろとよく合いました!

これで、ウイスキーを飲む準備が整いました(笑)



駅前からシャトルバスで白州蒸留所へ向かいます。

(2023年秋頃まで工場見学および場内全施設を休止しておりますので、シャトルバスの運行もありません。ご注意ください。)



白州蒸留所へ向かうバスの中、新たな原酒を求めてこの地に最初に来た人の想いが目に浮かびます。

手つかずの自然、山、森、透き通った空気、素晴らしい水に出会えるに違いない、と。

山崎蒸溜所とは異なるタイプのモルトウイスキー原酒を求めて、良質でウイスキーの仕込みに最適な水を探し続けていた時に出会った白州の地

日本で初めてウイスキーづくりを始めてからちょうど50年を迎えた1973年、サントリー第2のモルトウイスキー蒸溜所が白州蒸留所です。

長い年月をかけて、南アルプスの山々をくぐり抜けてきた地下天然水は、ほどよいミネラルを含むキレの良い軟水で、この水で仕込まれた原酒は軽快で穏やかな味わいを持ち、重厚で華やかな山崎の原酒とはタイプが異なります。

山崎と白州のボトルの色からもわかる通り、シェリー樽熟成バーボン樽熟成の違いだけではない仕込み水の違い・・・

感慨深い。

ウイスキー博物館やショップ、BAR白州、レストランなど、場内にある施設を、ご自身のペースでご自由にお楽しみください。※レストランホワイトテラスは当面の間休業しています。ウイスキー博物館:シングルモルトウイスキー「白州」誕生の歴史や、つくりのこだわりをはじめ、世界のウイスキー文化についての歴史や文化も学べます。ファクトリーショップ「イン・ザ・バレル」:ウイスキーやウイスキーとともに楽しめるおつまみ、蒸溜所限定グッズなどを取り揃えています。来場の記念やお土産にどうぞ♪蒸溜所限定ウイスキーおよび一部の国産ウイスキーは、入荷が不安定で在庫が流動的なため、品切れとなる場合もございます。レストラン「ホワイトテラス」:※レストランホワイトテラスは当面の間休業しています。再開については、こちらのホームページにてご案内いたします。BAR 白州」:白州ブランドをはじめ世界のウイスキーや限定品など、気軽にお試しください!バードサンクチュアリ:年間を通して野鳥が訪れる森の散策コース。野鳥のさえずりを聞きながら、白州の大自然を満喫してください。白州の森:白州蒸溜所ご案内※製造工程見学ができます。※スタッフによる案内があります。※「場内見学」もお楽しみいただけます。※事前予約が必要となります。スタッフの案内で、音や温度や香りなどを楽しみながら、臨場感のあるモルトウイスキー製造工程を見学し、つくり手のこだわりに触れた後は、ゲストルームにてシングルモルトウイスキー「白州」と、「白州」を構成する代表的なモルト原酒(非売品)をテイスティングいただくことで、白州蒸溜所と「白州」両方の魅力を存分に体感いただくツアーです。白州蒸溜所:1ウイスキー博物館に集合し、白州蒸溜所の豊かな自然環境やこの場所を選んだ理由などをご紹介。※集合場所は予告なく変更させていただく場合がございます。モルトウイスキー製造工程見学:2多彩な原酒を生み出す、モルトウイスキー製造工程見学を通して、様々なつくりのこだわりをお伝えします。樽貯蔵庫:3ウイスキーの華やかな香りが体中を包み込む樽貯蔵庫。:10年、20年、30年・・・と熟成をつづける樽に囲まれて、悠久の時の流れを感じてください。テイスティング:4製造工程見学の後は、ゲストルームにてテイスティングタイム。シングルモルトウイスキー「白州」だけでなく、「白州」を構成する希少なモルト原酒もお楽しみください。白州蒸溜所白州蒸溜所:※ツアーに参加された方は追加予約することなく、ウイスキー博物館やショップ、BAR白州、レストラン、バードサンクチュアリの各施設をご利用いただけます。記念撮影:ご来場の記念に、写真撮影もぜひどうぞ。サントリー白州蒸溜所:基本情報:0551-35-2211、工場名:サントリー白州蒸溜所、所在地:〒408-0316 山梨県北杜市白州町鳥原2913-1、営業時間:9:30~16:30(最終入場 16:00):休業日:年末年始・工場休業日(臨時休業あり)



「森の蒸留所」と言われる理由がわかります!

本当に綺麗な場所ですね。

白州を飲むと、なんだか森の香りがする錯覚に陥るのは、このイメージからでしょう。

森、木々の香りが素晴らしい、まさに森の蒸留所です。



さて、見学ツアーの集合場所に向かいます。

キルンが見えてきました!

特徴的なパゴタ屋根ですね。

白州蒸溜所(はくしゅうじょうりゅうしょ)は、山梨県北杜市白州町鳥原(とりばら)地籍2913番地1にあるサントリーホールディングスのウイスキーの製造所である。サントリーウイスキー誕生50周年を記念して山崎蒸溜所に次ぐ同社二つ目の蒸溜所として1973年に設立された。敷地内には国産ミネラルウォーターのひとつサントリーフーズ(サントリー食品インターナショナル)が展開する「サントリー天然水 南アルプス」のボトリング工場が併設されている。別名も存在し、名称は『白州サントリーディスティラリー』。概要:1976年(昭和51年)撮影の白州蒸溜所付近の空中写真。画像下部を左から右に流れる、神宮川左岸に開けた扇状地上に立地している。2011年現在、施設は更に拡張している。同社のブレンデッド・ウイスキー用モルト原酒を産出するほか、シングル・モルト・ウイスキー「白州25年」及び「白州18年」、「白州12年」、「白州10年」を生産している。また2010年12月には新たにグレーンウイスキーの生産設備を導入し、2013年5月より本格稼働している[1]。ただしウイスキーのボトリング工場施設は同所にはなく出荷は樽のまま行われる。かつて、ピュアモルトウイスキー「北杜12年」を生産していたほか、梅酒をウイスキー用の樽に詰め熟成したものを生産したこともある。蒸留所の一部は見学コースとして開放されており、ウイスキーの製造工程とミネラルウォーターのボトリングの様子を見学ツアーにより無料で見ることができる。また、ウイスキー博物館が併設され、ウイスキーの歴史などを学ぶこともできる。水源地保護の観点から広大な森林を有していて、定期的に探鳥会を催している。ウイスキーの水割りを作る際に最も美味とされるものはウイスキーの仕込みに使った水を使用したもの、と見学コースで説明されているが、同蒸溜所産のシングルモルトウイスキー「白州」と「サントリー天然水 南アルプス」の組み合わせはこれに最も近く、かつ入手しやすい。(山崎蒸留所産のウイスキーと瓶詰めの水、の組み合わせも一応市販されているが、「瓶詰めの水」は手に入れにくいため)近年では、同工場周辺において地下水の水位低下、混濁や排水の泡問題が起きており、これを、同工場の採水に原因があるとして問題視する動きもある。シングルモルトウイスキー「白州」自体もサントリーホールディングスの傘下であるビーム サントリーを通じて世界各国でも販売されている。



キルンとして使われているわけではなく、ウイスキー博物館としての建物です。

雰囲気があって良いですね!



ちなみに、「キルン(Kiln)」は「釜」や「炉」を意味する言葉です。

ウイスキーの蒸溜所におけるキルンとは、発芽した大麦を乾燥させるための設備のことで、「乾燥塔」とも呼ばれます。

キルンを外側から見ると、仏塔のような形の屋根があります。これが「パゴダ(pagoda=仏塔)」と呼ばれるもので、キルンの中に立ち込める煙や燻香が最上部のパゴダ屋根を抜けて、換気ができるようになっています。

本来、キルンの内部は釜のようになっていて、最下部にある炉でピート(泥炭・草灰)などの燃料を焚き、培燥床と呼ばれる網状の床に広げた大麦を熱風で燻しながら乾燥させることで麦芽(モルト)が作られます。

キルンは、自家製麦を行っている蒸溜所で使われており、自家製麦を行う蒸溜所はスコットランドでも少数派ですが、ハイランドパークスプリングバンクバルヴェニーボウモアラフロイグキルホーマンなどの蒸留所では現役で稼働しています。

サントリー 白州蒸溜所のキルン風博物館:サントリーの白州蒸溜所でも、パゴダ屋根を備えたキルン風の建物を見ることができます。こちらは、大正時代に山崎蒸溜所に造られたキルンを復元したもので、シングルモルト「白州」の誕生の歴史や世界のウイスキー文化などについて学べる「ウイスキー博物館」として利用されています。山崎蒸溜所に現在キルンはありませんが、最後に、山崎蒸溜所とキルンにまつわるエピソードを紹介しましょう。山崎蒸溜所が稼働を開始した当初、蒸溜所に大量の大麦が運び込まれているのに、キルンからはただ煙が立ち上るばかりで何も出荷されませんでした。そのため、周辺の村人に「蒸溜所内に大麦を食べるウスケという怪物が住んでいる」と訝しがられていたそう。当時は、ウイスキーが長い貯蔵期間を経て完成することを知られていなかったために、こんな噂が生まれたのかもしれませんね。近年は自家製麦を行う蒸溜所が減り、キルンもほとんど使われなくなっていますが、スコットランドでは今でも蒸溜所のシンボルとして親しまれています。蒸溜所を訪れる機会があれば、キルンにもぜひ注目してみてください。



キルン上部には階段で上がることできますが、写真のように大自然を見ることができます。

それでは、見学ツアーの説明会が始まります!



写真左は、白州蒸溜所の仕込み槽です。

ウイスキーづくりの第一工程である「仕込」で大きな役割を果たします。

「仕込」では、原料の麦芽と水を混ぜ合わせてウイスキーのもととなる「麦汁」をつくるため、ウイスキーの味わいや品質に大きな影響を与えます!



そして、写真右は、白州蒸溜所の発酵槽です。

白州蒸溜所で使う発酵槽は木桶を使っています。

木桶は保温性が高く、発酵工程で乳酸菌や微生物が発酵を促すことで、特有の甘酸っぱい香りや酸味をもたらし、「白州」ならではの香りや味わいを生み出しています。



写真左は、白州蒸溜所のポットスチルです。

さまざまな形や大きさのポットスチルが16基あります。

大きさや形の違うポットスチルをこれほど設置しているウイスキーメーカーは、世界的にも稀です。

白州蒸溜所のポットスチルの形は大きく分けて「ストレート型」「ランタン型」の2種類あります。

ご存じのように、蒸溜釜の肩口からネックにかけてまっすぐなのがストレート型で、力強い重厚なニューポットが生まれます。

一方、肩口からネックにかけて膨らみのあるものがランタン型で、クリーンでライトなタイプのニューポットが生まれます。

また、加熱方法は釜を直接加熱する「直火蒸溜」と、釜内部に設置したパイプに蒸気を通して加熱する「間接蒸溜」があります。

最近は間接蒸溜が主流となっていますが、白州蒸溜所では初溜を1,000℃以上の高温で加熱する直火蒸溜で行っていますので、すっきり軽快な原酒ができる間接蒸溜に比べると、香ばしく力強いタイプの原酒ができます。



写真右は、白州蒸溜所の貯蔵庫です。

先ほどのポットスチルで蒸留されたニューポットは、ブナ科の広葉樹「オーク」の木材からできた樽に詰めて、貯蔵庫で何年もの間「熟成」されます。

白州蒸溜所の貯蔵庫に足を踏み入れると、ウイスキー樽の中から揮発した、華やかなウイスキーの魅惑的な香りがします。

ちなみに、白州蒸溜所ではラック式の貯蔵庫ですので、同じ貯蔵庫内でも、樽の置かれた位置の高低差によって温度や湿度が異なり、樽ごとに個性が変わります。



さて、見学ツアーの最後の楽しみ、試飲会です。

ウイスキーの種類と共に表現の幅は無限に広がる:ウイスキーを実際に飲めばおのずと感想を述べたくなるものだ。しかし複雑な味わいをどう表せばよいのか戸惑ってしまう人も多いかもしれない。ウイスキーの表現方法の指針としてはプロのブレンダーや評論家が作成した「フレーバーホイール(風味の環)」がある。テイスティングの表現の一例:塩味:海水を感じさせ潮風のような塩気を含んだ海の香り。ウッディ:樽由来の味わいで、ナッツやバニラのような風味。スモーキー:ピート由来の香り。いぶされたような味わい。フルーティ:果実やベリーなどのような甘いフレッシュな味わい。フローラル:干し草やハーブなどの華やかな香りや味わい。モルティ:原料である大麦(麦芽)由来の香ばしい香り。STEP.1 ボトルを見て内容を確かめる、「ウイスキーのアルコール度数の平均は約40度。高いものは60度以上のものもあります。」テイスティングというとすぐに口に含みたくなる思いを抑えて、まずはじっくりとボトルの内容を確かめる。どの会社がいつ頃造ったものなのか、アルコール度数などラベルから得られる情報を押さえる。同じ銘柄でも製造時期によって味わいが変化する。STEP.2 グラスに注いで色を確かめる、「色が濃い場合は、新樽で長期熟成していることがわかります。」ウイスキーをグラスに約15~30mlほど静かに注ぎ入れる。目線より少し高い位置にグラスをかざし、色味(透明度、にごりがないか)を見る。黄金色から深みを帯びたものまでウイスキーの色は様々。使用した樽により異なるが、熟成度が高いほどに赤みが増していく。STEP.3 空気を含ませて香りを確かめる、「鼻を近づけすぎると香りが強すぎてしまうため、適度な距離を保ちましょう。」グラスの脚の部分を持ち、鼻から少し離して香りを確かめる。その後、スワリング(グラスをくるくる回す)し、香りの変化をみる。その際グラスに垂れる液体を見て、アルコール度数をはかる。粘度の高さに比例してアルコール度数も高くなることがわかる。STEP.4 口に含み、舌の上で転がしながら味わう、「ここで少量加水しても良い。STEP3・4を繰り返しましょう。そうすることでよりウイスキーの味わいがわかります。」水を飲み、口の中を何もない状態にしてからウイスキーをほんの少し口に含む。すぐに飲み込まず、舌の上で転がし、舌の奥や先、喉など全体で味わうと良い。鼻から空気を抜いて香りを感じた後に飲み込む。口の中に残る香りや味わいのアフターテイストを感じる。



製造工程見学の後は、ゲストルームでテイスティングタイムです!

シングルモルトウイスキー「白州」だけでなく、「白州」を構成する希少なモルト原酒を味わうことができます!

ホワイトオーク原酒ライトリーピーテッド原酒白州白州(ハイボール用)など、貴重な原酒を堪能できます。

ウィスキー観察の仕方:ウィスキーをグラスに注ぎ、そのウィスキーを観察します。ウィスキーの色を見る。:ウィスキーの色は、琥珀色、赤みがかかった色、薄めや濃いめなど様々です。その色からウィスキーの情報を得ることができます。色味から得られる情報:樽熟成の年数(どのくらいの年数熟成されているか)熟成樽の種類(どんな樽で熟成されたか)ポイント:マーケティングの1つとして、瓶詰の際に着色料を添加することがあるため、見かけだけではわからないこともあります。ウィスキーの涙を見る。:注がれたウィスキーを軽く回します。(スワリング)すると、ウィスキーはグラスの内側を流れ落ちていき、この状態をウィスキーの「涙」と表現します。涙から得られる情報:熟成年数、ウィスキーの味、ウィスキーの流れる速さや涙の大きさによって、熟成年数やウィスキーの味を予想することができます。(ひとつの判断基準として)ポイント:涙が、細かく早く流れ落ちる場合 → 熟成年数は短い・味は軽い、涙が、太くゆっくりと流れ落ちる場合 → 熟成年数が長い・味は濃厚、ウィスキー香りの楽しみ方:ウィスキーの香りを嗅いでいきます。1.最初の香り、1.グラスを胸の位置でまっすぐ持ちます。2.グラスを軽く回して少し待ちます。(軽く回し、空気に触れさせることで香りが開く)3.グラスを徐々に鼻に近づけていき、最初の香りを感じたところでストップします。この香りを「第一香」と表現し、最も揮発性があるフルーティーな香りと、アルコールの香りが感じれます。2.濃い香り、1.グラスを横にします。2.グラスを回します。(ウィスキーをグラスの内側全体に広げるイメージ)3.鼻をグラスの下に持っていき、上へとゆっくり移動させます。グラスの下部・・・揮発性の低い、スパイシー、モルティーな香りが際立ちます。グラスの上部・・・揮発性の高い、果実、花の香りが感じられます。4.鼻をグラスの内側に突っ込みます。ウッディ、スパイシーな香りを感じ取れます。3.繊細な香り、グラスを水平に持つ画像。1.グラスを水平に持ちます。2.鼻をグラスの外側の真ん中に近づけます。(こうすることで、最も繊細な香りを感じ取ることができる)色々なウィスキーをテイスティングしてみよう!今回紹介した本格的なテイスティング方法は、周りからみたら変人だと思われるでしょう。周囲からの目が気になる方は、自宅でこっそりとすることをおすすめします。ちなみに、香りを嗅ぐとき口を少し開くと、口から抜けるときのウィスキーの香りも楽しめます。また、左右の鼻の穴でも、それぞれ匂いの感じ方が変わることがあるそうです。



最後に、「森薫るハイボール」を作ります!

美味しいハイボールの作り方は、昔、山崎蒸留所で教えてもらったので完全マスターしております(笑)



そして、最後のお楽しみ!

白州ブランドをはじめ世界のウイスキーや限定品など、約30種類のウイスキーを取り揃えています。様々なウイスキーを飲み比べることで、個性の違いを感じると同時に、ぜひウイスキーの新たな魅力を発見ください。営業時間 10:00~16:30(ラストオーダー16:00)安全上、見学ツアー参加前のご利用はお控えください。全てストレート(15ml)でのご提供です。尚、ソフトドリンク、おつまみのご用意はありません。状況により、品切れとなる場合もございますのでご了承ください。



白州モルト0年白州18年白州25年山崎18年山崎25年響21年をいただきました!

ひと昔は、普通に酒屋さんに置いてあった今では貴重なウイスキーです。

ちなみに、久しぶりに飲みましたが、白州25年が一番美味しかったーーー!


ウイスキーやこだわりのグラスをはじめ、樽材グッズやウイスキーとのマリアージュを気軽に愉しめるおつまみなど、多彩な商品が揃っています。もちろん蒸溜所限定グッズなどもご用意してます。ご家族やご友人へのお土産だけでなく、ご自身のウイスキーライフも充実させてみませんか。営業時間 9:30~16:30



最後は、「IN THE BARREL(イン・ザ・バレル)」でお土産を買って帰路につきます。



下記の通り、これで有名な蒸留所4つは制覇しました!


余市蒸留所:気まぐれANA旅!今回はマッサンで人気の余市蒸留所へ

宮城峡蒸留所:気まぐれANA旅!マッサン第二弾 宮城峡蒸留所へ

山崎蒸留所:気まぐれANA旅!ジャパニーズウイスキーの聖地へ!

白州蒸留所:気まぐれANA旅!番外編!新宿から特急「あずさ」で甲府へ!


次は、国内で最近増えている小さな蒸留所を巡ろうかなぁ~と思います。



都内から特急一本!甲府観光と白州蒸留所の極上ウイスキーの旅!

気まぐれANA旅!番外編!新宿から特急「あずさ」で甲府へ!でした。




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